イギリスでは結婚式で新婦は伝統的にはスピーチをしません。
日本では、両親に感謝の手紙を読んだりしますよね?
実は小心者の私は、50名のゲストの前でスピーチをする何て考えられないので、ラッキーでした!
来年の2月に日本でする披露宴では避けられませんが。。。
新郎のスピーチでは出会いを言うのが伝統ですので、ちょっと昔を思い出してメランコリーな気分になりました❤
出会ったのは2009年10月24日で、もう約4年前の事です。
私は26歳でイギリスで美術史の修士を収めた後、ロンドンにあるアートギャラリーで働いていました。
日本の大学時代の親友の元カレがドイツで働いていて、彼が開催するイベントには良く参加していました。
彼を通してヨーロッパに住むたくさんの日本人と知り合いになれ、今でも交流が続いている人が何人か居ます♫
彼がベルリンで開催した’流し素麺大会’で、偶然にも同じ高校に通っていた先輩に会いました。
初めて会ったのですが同じ高校に行っていたと言う事で意気投合!
彼女は今はドイツで結婚して暮らしていたのですが、以前イギリスにも2年ほど住んでいました。
その時の大家さんと仲が良く年に数回、大家さんを訪ねてイギリスに来ていました。
彼女がイギリスに来る時は会うようになり、大家さんとも仲良くなりました。
2度目に彼女がイギリスに来た時、私も大家さんお家に週末泊めて頂ける事になりました。
大家さんのお家のキッチンでその土曜日の夜、主人に出会いました。
彼は、ちょうどMBA(経済学の修士)を終えた所で、元々科学者だったので、科学者として新しい会社に再就職したところでした。
一ヶ月だけ、この大家さんのうちでお部屋を借りていました。
第一印象は、優しそうな良いお父さんだろうなー、と思いました。
落ち着いていてたので、結婚していると思い込んでいました。
アートや文学に着いてお話した事を覚えています。
水をキッチンに取りに行って帰ってこない私を心配した友人がお部屋から降りてきて、3人で楽しくお話ししました。
その次の日、お礼のお寿司パーティーに彼も参加して、大家さんも含め4人で楽しいひと時を送りました。
その夜帰るとき、emailアドレスを交換して、徐々に交際に発展して行きました。
いつから付き合ったかは覚えていないので、出会った日が私達の記念日です。